ケノンのカートリッジ掃除方法|汚れを除光液で落としても大丈夫?!

ケノンのカートリッジの掃除方法 ケノン

人気の家庭用脱毛器ケノンで脱毛をしています。

ケノンは、先端が着脱式のカートリッジになっています。

広範囲を効率よく照射できるものや、ハイパワーで出力するもの、美顔器として使えるものなど、様々な種類のカートリッジが販売されています。これを使い分けることで、ケノンの性能を最大限に引き出すことができます。

でも、ケノンを使っているとカートリッジはだんだん汚れてきます。

そこで今回は、ケノンのカートリッジが汚れたときのお掃除方法をご紹介します。

  • カートリッジの汚れは何で落とすのか?
  • どうやって掃除すればいいのか?
  • どのくらいの頻度で掃除するべきなのか?
  • 除光液を使っても大丈夫なのか?

この記事を読むことで、ケノンカートリッジの正しいお手入れ方法が分かります。

ケノンのカートリッジの汚れ

ケノンを使っていると、だんだんカートリッジの先端が汚れてきます。そのまま放置しておくと、正しく照射されなくなります。

ケノンは他の家庭用脱毛器と比べて、ハイパワーというのが特徴です。

UPSL(ウルトラ・ショート・パルス・ライト)という、瞬間最大出力が従来の2倍以上で照射します。

ケノンの高品質特注コンデンサ

高品質な特注コンデンサを4個搭載していて、強力な光を照射してムダ毛を撃退します。

ケノンが他の家庭用脱毛器と比べて、男性ユーザーが多いのはこのためです。濃いヒゲや体毛にもバッチリ効果があることから、男性ユーザーの支持率が高いんですね。

ところが、カートリッジが汚れてくると本来のパワーを発揮することができません。

カートリッジの汚れが邪魔をして、光を途中で遮ってしまいます。すると、当然パワーが衰えてムダ毛へのダメージも少なくなります。

だから、カートリッジの汚れはこまめに掃除してお手入れしてあげる必要があるんです。

こちらは、ケノンに付属してくるスーパープレミアムカートリッジです。

1ヶ月使用したスーパープレミアムカートリッジの汚れ

照射口が広くて、横3.5cm×縦2cmの7平方cmとなっています。広範囲を効率よく照射してくれるので、スピーディーな脱毛が可能になります。

使い始めて1ヶ月ですが、カートリッジの表面が少し汚れてきました。

こちらはケノン史上最高出力のプレミアム2カートリッジです。

1ヶ月使用したストロング2カートリッジ

35Jジュールというハイパワーで光を照射します。

ジュールというのは、光の熱エネルギーを表す単位です。

一般的な家庭用脱毛器は5~10Jくらい、脱毛サロンなどでは10~40Jくらいとなっています。プレミアム2の35Jというのは、かなりハイパワーというのが分かります。

こちらも使い始めて1ヶ月ですが、かなり汚れが付着しています。

ストロング2の照射口は、白く点々と濁った汚れがたくさん付いていますね。

カートリッジの掃除方法とお手入れのやり方

それでは、ケノンのカートリッジをお手入れするやり方について見ていきましょう。

どのように掃除をすればいいのか、ケノンの説明書と照らしながら解説していきます。

カートリッジ掃除のやり方

ケノンの説明書を見ると、カートリッジのお手入れについて詳しく書かれていました。

ケノンの説明書に書かれたカートリッジのお手入れ方法

カートリッジの掃除についての記載

カートリッジ先端の縁の部分及びフィルターには、照射時にムダ毛や皮脂が付着いたします。

汚れが付着したままのご使用は、故障、事故、発火、ランプ破損等の原因になります。

ご使用直後に必ず、アルコール(濃度90%以上の無水エタノールやイソプロピルアルコール/薬局やドラッグストア等で購入可能)を柔らかな布やコットン等に染み込ませて、軽くこするようにして汚れを拭き取ってください。

※すぐに取り除かないと固まってしまい、落ちなくなります。

めちゃくちゃ分かりやすく書かれていましたね。

カートリッジに付着している汚れは、ムダ毛や皮脂だったんですね。

しかもこの汚れ、すぐに取り除かないと固まって落ちなくなるって注意書きも書いてあります。

Σ(・∀・;)

カートリッジは消耗品だから寿命があるとはいえ、本来は1個のカートリッジで長期間使えるポテンシャルを持っていますからね。

たとえばスーパープレミアムの場合、レベル1だと300万回の照射が可能、レベル10でも50万回可能です。全身脱毛した場合、1,200回分も使えるような仕様となっています。

なるべく長持ちさせるためにも、こまめに掃除しておいたほうがいいですね。

説明書では、使用直後に必ず掃除するように書かれています。

カートリッジ掃除で必要なもの

カートリッジの掃除で必要なものはこちらです。

ケノン本体とカートリッジと無水エタノールと布
  • アルコール(水分を含むジェルや洗剤等は不可)
  • 柔らかな布等

この2つだけです。

説明書では、濃度90%以上の無水エタノールやイソプロピルアルコールと書かれています。

薬局やドラッグストアでも販売されていますが、今回はAmazonで無水エタノールを購入しました。注文した翌日にすぐ届きました。

健栄製薬の無水エタノール

健栄製薬株式会社の無水エタノール、容量は100mlで「掃除用」と書かれています。

Amazonで現在1,290円です。

口コミ件数が1,352件と多く、評価が星4.2と高いです。

無水エタノールのカスタマーレビュー

この無水エタノールですが、いろんな用途で使えるようです。

キッチン周りだと、換気扇やレンジ、オーブン、冷蔵庫などの掃除に使えます。その他、機械類の掃除、照明器具のカサや鏡、便器や便座等を掃除するのにも使えます。

ケノンのカートリッジだけじゃなくて、家の中のあらゆるところの掃除に役立ってくれるので、1個持っておくと便利ですね。

また、口コミを見てると、ハッカ油スプレーを作るために購入したという人がたくさんいました。夏の虫除けスプレーを自作するときに必要なんですね。

ちなみに虫除けスプレーの作り方は、以下の通りです。

  • 無水エタノール10ml
  • ハッカ油5~8滴
  • 水90ml

アルコール対応のスプレーボトルに水と無水エタノール、はっか油を入れて混ぜるだけです。

ハッカ油スプレーは、蚊やアブなどの虫が嫌がるニオイがあるので、虫よけスプレーとして活躍します。それだけではなく、汗のニオイやペットのニオイの消臭にも効果的です。

清涼感のある香りなので、気分をリフレッシュしたいときにも重宝します。頭や首筋にスプレーしたり、アロマディフューザーとして焚いてもOKです。

>>無水エタノールはこちら

カートリッジの汚れ掃除を実践

それでは、カートリッジの汚れを掃除していきましょう。

その前に、まずは注意事項をしっかりと確認。

掃除するときの注意点

無水エタノールの裏面をみると、注意書きがされています。

無水エタノールの裏面の注意書き
  • 引火しやすいので火気の近くでは使用しないでください。
  • 電化製品に使用する場合は、商品の説明書をよく読んでから使用してください。
  • 用途以外には使用しないでください。
  • 一度に大量に使用しないでください。
  • みだりに加熱、加減圧したり、噴霧、蒸発させないでください。
  • こぼしたり、飛散しないように注意し、換気を十分に行ってください。
  • 目、その他粘膜等に触れないよう注意してください。
  • 飲んではいけません。
  • シミ、変色の原因となりますので、家具・床(ワックス掛けを含む)などの白木、桐、ニス、ラッカー塗装品などに使用しないでください。
  • 使用期限を過ぎた製品を使用しないでください。

周りに火気がないかどうかを確認しましょう。

たとえば、キッチンのシンクを使ってやろうとするとすぐ隣にガス台があったりして危険です。ガス台の近くにエタノールを置いたまま点火してしまうと、一気に燃え広がりますからね。

火気がない安全な場所で作業しましょう。

エタノールやアルコールを使う場合は、作業台となるテーブルなども注意しましょう。

実際に僕は過去にアルコールでテーブルを変色させてしまった経験があります。

これはキャンプの時に使うアルコールバーナー用の燃料です。

キャンプで使う燃料用アルコール

これをグリーンのカッコイイ容器に移し替えて、持ち運びしやすいようにしたんですよ。

ところが、このボトルからアルコールが漏れていたらしく・・・。

テーブルにボトルの跡がくっきりと白く変色してしまいました。

テーブルが変色

こんな失敗をしないためにも、トレーなどを用意してやったほうが安全です。

除光液での掃除もNG

女性の場合、マニキュアを落とすときに使う除光液でやろうとする人もいるかと思います。

ところが、除光液での掃除はNGです。

これはケノンの説明書にも書かれています。

ケノンの説明書に書かれた除光液はNG
  • 本製品は水洗いは出来ません。洗剤は使わず乾いたタオルできれいに拭いてください。
  • 本体はシンナー・ベンジン・アルコール・除光液などで拭かないでください。
  • 変色や故障の原因となります。

除光液の成分は、アセトンという有機溶剤です。有機溶剤は、他のものを溶かす性質を持っています。

カートリッジが変色したり、故障したりする原因となるので、使用は控えましょう。

また、ケノンは防水ではないので水洗いもNGです。洗剤を付けて拭くのもNGとなっています。

濡れたタオルや布巾などで拭くと水滴が付きます。これが機械の中に入るとショートする危険性があり故障の原因になります。

正しいやり方をしっかりと把握して、説明書に書かれている通りにお手入れしていきましょう。

お手入れ開始

では、カートリッジのお手入れ作業をしていきましょう。

まずは、カートリッジをハンドピースから取り外します。

ケノンの電源がOFFになっていることを確認してください。電源が入ったままカートリッジを取り外すと、故障の原因になります。

カートリッジは手で軽く引っ張るだけで簡単に取り外すことができます。

ハンドピースからカートリッジを取り外す

柔らかい布に無水エタノールを染み込ませます。

布にエタノールを染み込ませる

大量に染み込ませるとこぼれる可能性があるので、少しずつやっていきましょう。カートリッジの照射口はそんなに大きくないですからね。

掃除する範囲で使う分だけを布に染み込ませるのがポイントです。

無水エタノールを染み込ませた布で、照射口表面を軽くなぞりながら汚れを取り除いていきます。

ケノンのカートリッジを掃除

キュッキュッと音がして、汚れが落ちていきます。

タオルのほうに汚れが移っているのがわかります。

カートリッジの汚れ

カートリッジの照射口は狭いので、指だけで拭き取るには限界があります。

スーパープレミアムは照射口が広いとはいえ、やっぱり指だけでは厳しいです。

さらにストロング2カートリッジの場合、もっと照射口が狭いですから、指1本がギリギリ入る程度です。

割り箸や綿棒などを用意して、指だけで取り切れない箇所を細かくやるのがいいですね。

僕は今回、小さなマイナスドライバーがあったのでこちらを利用します。

小さなマイナスドライバー

マイナスドライバーの先端に布を巻き付けて、軽く表面をこするようにして掃除しました。

マイナスドバイバーの先端に布を巻いてカートリッジの掃除

ストロング2のほうは汚れがすごかったので、布にかなり汚れが付着しました。

ストロング2カートリッジの汚れが付着

無水エタノールで掃除すると、まるで新品のように綺麗になりました。

汚れが取れたストロング2カートリッジ

これでまた、ケノン本来の高出力なハイパワーで照射してくれますね!

今回の記事のまとめ

今回は、ケノンのカートリッジのお手入れをやっていきました。

無水エタノールと柔らかい布があれば、簡単に掃除することができます。綿棒や割り箸、マイナスドライバーなどがあると、指で届かない細かい部分もやりやすいです。

汚れを放置しておくとこびりついて取れなくなるので、毎回ケノンで照射するたびにお掃除しておくことがポイントですね。

このひと手間を惜しまずにやることで、カートリッジをより長持ちさせることができます。さらに、ケノン本来のハイパワー出力の効果を100%発揮させることができます。

サボらずにコツコツやっていくことが、脱毛を成功させる一番の近道ですね。

コメント

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